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ボカに復帰のテベスがロシアW杯出場を夢見る。層が厚いFW陣へ割って入ることはできるのか

 中国の上海申花からボカ・ジュニアーズへの復帰が決定した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは、今年ロシアで開催されるワールドカップに出場することを夢見ているようだ。10日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が報じた。

 2016年12月末に中国スーパーリーグの上海申花への移籍が決定したテベスは、世界最高額の年俸3800万ユーロ(約47億円)を受け取りながらもまったく活躍できず、挙句の果てには中国サッカーを批判するなどして問題を起こしていた。そんな同選手は6日にクラブと契約を解消し、古巣であるボカへの復帰が決定した。

 1年で母国へと戻ったテベスは、記者会見の中で「僕のような年齢の選手にとってワールドカップ出場は素晴らしいものだよ」と話し、アルゼンチン代表の一員としてロシアで戦うことを夢見ていると明かした。現在、同国代表にはバルセロナのリオネル・メッシをはじめ、ユベントスのパウロ・ディバラやゴンサロ・イグアイン、インテルのマウロ・イカルディ、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロといった選手がFWとして名を連ねているため、夢の実現には彼らを差し押さえる必要がある。果たしてテベスの野望は実現するのか、注目が集まる。