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PSGのMFパストーレ、1月に移籍か? アルゼンチン代表を視野に出場機会求める

 パリ・サンジェルマンに所属するMFハビエル・パストーレについて移籍の噂が飛び交っている。22日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が現状を報じた。

 2011年にイタリアのパレルモからPSGにやってきたパストーレ。加入から数シーズンこそ十分な活躍を披露していたが、現在はネイマールを始めライバルの台頭もありベンチに座る機会が増えている。

 パストーレは現在28歳。年齢的にも選手として重要な年代だと言えるだろう。現在PSG内のポジション争いで苦戦を強いられる同選手は、ロシア・ワールドカップ出場のためにも継続的にプレーする必要があると感じているようだ。『コリエレ・デッロ・スポルト』は、パストーレがW杯に出場するアルゼンチン代表23人の1枠を得るため、今冬にも出場機会を求めPSGを離れるのではないかと伝えている。

 現在パストーレに興味を示しているのは、イタリアのインテルとローマ、イングランドのチェルシーとリバプール、そしてスペインのセビージャと、引く手数多だ。またスペイン紙『スポルト』によると、セビージャがすでに同選手の獲得に2000万ユーロ(約26億円)を準備していると報じ、言語やプレースタイルにおいてすぐに適応できるリーガ(スペイン)を選択するのではないかと予想している。

 とはいえパストーレは、2シーズンをイタリアで過ごした経験もあり、移籍先は未だ不透明と言っていいだろう。同選手に関する去就の話題は、冬の移籍市場が近づくにつれまだまだ激化しそうだ。