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前橋育英FW飯島陸、今大会7得点で浅野に並ぶ。目指すは大迫の10点得点

 第96回全国高校サッカー選手権大会準決勝、上田西高等学校(長野)対前橋育英高等学校の試合が6日埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。試合は前橋育英が6-1で快勝。FW飯島陸は2ゴールを挙げ今大会で7得点得点王争いでもトップを独走している。11年度の四日市中央工・浅野拓磨(現シュツットガルト)以来の大会通算7得点目を記録した。

 飯島は「2得点出来たのはよかったがミスもあったので改善していきたい」と振り返った。決勝の舞台では240分無失点の流経大柏に対しては「絶対に点を取れない相手ではない。チャンスはくる。そこを確実に決めることが大事」と力強く答えた。最後に日本代表FW大迫勇也の記録にあと3点まで迫っていることについては「1点でも多く重ねたい」と意気込んだ。

 また、3アシストでチームを支えたFW榎本樹選手は「アシストが多かったのは大きい」とした。決勝に向けては「自分の良さは出せているので、あとは結果が付いてくれば」自身の得点に前向きな姿勢を見せた。

 注目の決勝は8日埼玉スタジアム2〇〇2で14:05キックオフだ。全国総体王者、流経大柏の意地か昨年の悔しさバネに初優勝を狙う前橋育英の夢か勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。