ラ・リーガ プレミアリーグ

チェルシー、アザールの父親が息子の去就について激白「エデンは契約更新しない」

 チェルシーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールのレアル・マドリード行きが、少しづつ近づいているのかもしれない。29日、ベルギー紙『ル・ソワール』が、同選手の父親のコメントを紹介している。

 チェルシーで今季リーグ戦17試合出場5得点の活躍を見せるアザール。左サイドを主戦場とし、敵陣の守備網を打開する一翼を担う同選手は、そのパフォーマンスからも多くのビッグクラブが注目の眼差しを向けている。

「エデンは(チェルシーとの)契約延長を拒否した。レアルからの関心が寄せられることを待っているんだ」。そう明かしたのは、アザールの父親だ。

 アザールは以前、ベルギーのメディアに対し「ジダン監督のもとでプレーすることは夢」と、選手、監督として偉大な功績を築いているレアル・マドリード指揮官への憧れを語っていた。

 現在、チェルシーとアザールとの契約は2020年6月末までとなっている。まだ契約期間は2年の残されているが、過去に興味が伝えられたマドリードからのオファーが届けば、アザールがさらなるステップアップを求めてチェルシーを去る可能性は十分にあるだろう。父親の言葉が、息子の胸中を代弁していると言っても過言ではないのかもしれない。