ワールドカップ 代表チーム

W杯グループHの日本は長い移動距離と時差への対応が課題に。セネガル戦会場はあの”増設スタンド”で話題

 ワールドカップロシア大会のグループリーグ抽選会が日本時間の1日深夜に行われ、日本はコロンビア、セネガル、ポーランドと同組のグループHに入った。

 その日本は初戦をサランスクのモルドビア・アレーナでコロンビアと、2戦目をエカテリンブルクのエカテリンブルク・アレーナでセネガルと、そして3戦目をボルゴグラートのヴォルゴグラード・アレーナでポーランドと対戦することになった。サランスク・エカテリンブルク間の距離は約1330km、エカテリンブルク・ボルゴグラード間の距離は約1760kmとなっている。ただ日本代表は一旦ベースキャンプに戻ってから会場都市に向かうことになる可能性がある。

 第1戦が行われるサランスクは人口が約30万人の地方都市であり、ホテルの数が非常に少ないようだ。日本代表サポーターにとって宿泊場所は悩みの種となるかもしれない。またワールドカップの試合が行われる都市のうち、セネガル戦が行われるエカテリンブルクだけウラル山脈の東側に位置している。またエカテリンブルク・アレーナは元々約27000人しか収容できなかったが、FIFAの観客数基準を満たすためにスタジアム外に突き出る形で急斜面の仮設スタンドが増設されていることで話題を呼んでいる。

 日本代表は今後長い移動距離と時差に対してどのように対応するのか課題になってきそうだ。