ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

アーセナル退団噂のサンチェス、バイエルン移籍が消滅。クラブCEOが所属先を決めたと推測

 バイエルン・ミュンヘンはアーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスは同クラブを選択しなかったと考えたようだ。6日にイギリス『デイリー・メール』が報じた。

 原稿契約では今シーズン限りで契約満了を迎えるサンチェスは、未だクラブとの契約延長を渋っていることからアーセナル退団の噂が絶えない。実際に今夏、バイエルン移籍の噂や、移籍市場終了目前でのマンチェスター・シティ移籍が囁かれるなど話題を呼んでいた。

 しかし、今夏同選手に興味を抱いていたバイエルンは獲得レースから撤退することに決めたようで、同クラブのCEOを務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏が「サンチェスはもうどのクラブに行くのか決めたと私は思っている。だからおそらく冬に彼の獲得に迫ることはないだろう」と語り、バイエルンは同選手の移籍したいクラブには入らなかったのではないかと推測した。

また、アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は「皆1月にシティがサンチェスを狙いに来ると思っているだろうが、私はそうは思わない」と一貫して放出を否定し続けている。果たして同選手が決めたクラブとはどこなのか、退団するのか残留するのか、フリーとなる来夏だけでなく今冬の動きにも大きな注目が集まる。