セリエA フィオレンティーナ

インテル主将イカルディ、ミランのような大型補強望まず「我々には微調整が必要」

 インテルの主将を務めているFWマウロ・イカルディは大型補強の必要性を感じておらず、現有戦力に満足しているようだ。31日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 イカルディはミランの大型補強について、「インテルも2年前に同じく大型補強を行っていた。今の我々に必要なのは数多くの新戦力獲得ではなく、本当に少しの微調整だよ」と述べている。また今季のリーグ戦の展望については、「開幕節のフィオレンティーナ戦と第2節のローマ戦はもちろん難しい試合になると思っている。ただ、その2戦で結果を出すことができたら、我々にとって大きな自信になるだろう」とコメント。良い形でスタートダッシュを切ることが重要であると考えているようだ。

 ミランは今夏の移籍市場ですでに2億ユーロ(約260億円)にも及ぶ補強費で10人もの新戦力を獲得している。その一方でインテルはフィオレンティーナのMFボルハ・バレロ、サンプドリアのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルなど、わずか3人の獲得にとどまっている。