Jリーグ 浦和レッズ

“タイのメッシ”が札幌でJデビュー。ジェイはJ復帰戦で浦和相手にゴール決める

 明治安田生命J1第19節北海道コンサドーレ札幌と浦和レッズが対戦した。

 ”タイのメッシ”ことチャナティップ・ソングラシンはスタメン、新加入元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドは途中出場となった。

 前半立ち上がりは浦和がボールを支配。前半32分、札幌が得意のセットプレーから均衡を破る。DF福森晃斗のコーナーキックから浦和DF槙野智章に競り勝ちFW都倉賢がネットを揺らした。先制点を機に試合は激しさを増す。前半37分には槙野が都倉に報復行為と判断され、退場処分。両チームのサポーターからブーイングが飛び交う展開となった。

 1-0で札幌リードのままハーフタイムへ。後半開始から浦和は3人の選手交代で勝負に出る。しかし、一人少ない状況の浦和はさらなる不運に見舞われる。後半48分、コーナーキックからの競り合いで途中出場のDF那須大亮が負傷。すでに交代枠を使い切っていたため、残り40分を9人で戦うこととなった。

 チャナティップは後半も幾度となるチャンスを演出し存在感を示した。後半63分に新加入FWジェイと途中交代。すると後半86分、途中出場のMF小野伸二からのクロスにジェイが合わせ追加点。

 試合は2-0で終了。札幌が貴重な勝ち点3を手にした。