【デフW杯予選】日本は世界王者イランに敗れて1勝1敗に 大会欠場のFP船越弘幸がチームにメッセージ「予選突破に集中して欲しい」

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[2.19 デフW杯予選 デフ日本 0-4 デフイラン フアマーク]
11月にスイスで開催されるデフフットサルW杯の出場を目指すデフフットサル日本代表は19日、タイのバンコクで行われているW杯アジア予選でデフフットサルイラン代表と対戦した。前回のW杯優勝国でもあるイランに対し、日本は善戦したものの0-4で敗れている。
この結果、日本は2試合を終えて1勝1敗となり、21日には決勝ラウンド進出とW杯出場をかけて、グループステージ第3節で中国と対戦する。

長年、デフフットサル日本代表の中心選手として戦ってきたFP船越弘幸は、今大会も登録メンバーに入っていた。しかし、仕事の関係から今予選には参加できず、国内に残ることとなった。
タイでは、大会に出場するメンバーたちが、船越が着用する予定だった5番のユニフォームを持ち、集合写真を撮影。ベンチには、そのユニフォームと船越のシューズが飾られている。
日本がイランに敗れた直後、船越は世界への切符を勝ち取ろうとしている仲間たちにメッセージを送ってくれた。
「今回は仕事の都合で皆さんと一緒にアジア予選を戦う事はできなくなったけど、皆さんには、カズではないけど『日本代表の誇りというか、魂みたいなものは向こうに届けているので、僕の想いはもちろん、応援してくださってる方々の想い、デフフットサルの未来を背負って戦って来て欲しい』と伝えてます。
今日は世界王者のイランに0-4で負けましたが、これは事実なので、素直に受け止め、切り替えて予選突破する事に集中して欲しいです。
予選突破し、決勝までいけば再度イランとリベンジする絶好の機会を得ることができるので。
僕も引き続き日本から魂を送り続けつつ、ワールドカップに向けてしっかりトレーニングしてまいります。
um.por.todos.todos.por.um!! そしてboa sorte!!」

◆写真提供:社団法人日本ろう者サッカー協会◆