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ロシアワールドカップに出場する各国が、グループステージで戦う相手国を想定し、国際親善試合を行った。しかし、世界にはあらゆる理由により、代表から追放された経験を持つサッカー選手が多くいる。今回はそんな選手たちをご紹介する。
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ラジャ・ナインゴラン
国籍:ベルギー
ナインゴランはフランスで開催されたEURO2016にベルギー代表の一員として参加し、ゴールを挙げるなどチームの中心として活躍してきたが、2018年ロシア・ワールドカップ予選メンバーからは度々落選。これに憤慨し、代表引退も考えていると発言。しかし、代表へと復帰を果たしている。
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エドガー・ダービッツ
国籍:オランダ
1996年にイングランドで開催されたEUROの対スイス戦で先発メンバーから外れた当時23歳のダービッツは、包み隠さず怒りをあらわにした。当時オランダ代表を率いていたヒディング監督に対して「他の選手の言うことを聞きすぎている」と批判した。その結果、ヒディング監督はダービッツをオランダへ強制送還することを決断している。
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ロイ・キーン
国籍:アイルランド
2002年5月、アイルランド代表は日韓ワールドカップ本大会に向けてサイパンで事前合宿を行った。その際にサイパンの劣悪な環境や当時キャプテンを務めていたロイ・キーンの自己中心的な行動が火種となり、監督のミック・マッカーシーが同選手と衝突。その結果、ロイ・キーンは代表から追放される羽目になった。
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二コラ・アネルカ
国籍:フランス
2010年、フランスサッカー史上最も最悪な結末を迎えたと言われている南アフリカ・ワールドカップで事件は起きた。0-0で折り返したメキシコ戦のハーフタイムに、FW二コラ・アネルカがロッカールームでドメネク監督に対して卑猥な言葉を言い放った結果、同選手は代表を追放された。これをきっかけに起こったフランス代表の空中分解により、グループリーグ最下位で同大会を後にすることになった。
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カルロス・ベラ
国籍:メキシコ
2010年9月、代表合宿中に規律違反となるパーティーを催したベラは、チームメートのエフライン・フアレスと共に6カ月の代表活動禁止処分を受けた。2011年2月には一時的に復帰を果たすも、同年に開催されたゴールドカップの出場を辞退。これ以降、代表復帰待望論は出続ける一方で選手本人は断り続けていたものの、2014年11月に約3年半ぶりとなる代表復帰を果たしている。
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サミル・ナスリ
国籍:フランス
2007年にフランス代表デビューを果たすも、2010年の南アフリカ・ワールドカップのメンバーから落選。2012年のEUROには出場を果たしたが、2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーから再び落選。度重なるW杯メンバーからの落選に不満をあらわにし、代表監督であるディディエ・デシャンを批判。その結果、監督との間に確執が生まれ、自ら代表引退への道を選択せざるを得なくなってしまった。
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カリム・ベンゼマ
国籍:フランス
カリム・ベンゼマはフランス代表MFマテュー・バルブエナのセックステープを巡って同選手を脅迫した疑いで逮捕されていた。同事件を受け、フランスサッカー連盟は解決までベンゼマをフランス代表に招集しないことを発表。これにより同選手はEURO2016欠場となった。ロシアW杯も欠場が濃厚だ。
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金崎夢生
国籍:日本
鹿島アントラーズのFW金崎は2016年8月の湘南ベルマーレ戦で後半途中での交代を命じられると、石井監督の握手を拒み激昂するなどの反抗的態度を取った。この一件を受けて日本代表のハリルホジッチ監督は「日本代表の選手がああいう態度を取ってはいけない」と厳しく断じ、2018年ロシアW杯アジア最終予選で同選手を招集外にしている。
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マリオ・バロテッリ
国籍:イタリア
EURO2012年大会で大活躍した問題児マリオ・バロテッリだが、前任のアントニオ・コンテ、後任のジャンピエロ・ヴェントゥーラの両監督から実力を認められながらも、イタリア代表には招集されていなかった。両監督とも彼にグループの一員としての協調性や献身性を求めていた。ニースでの活躍により招集が噂されていたが、実現していない。
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ナイジェリア代表
国籍:ナイジェリア
リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子ナイジェリア代表は給与未払いを理由にデンマークとの準々決勝をボイコットする可能性があった。言い方を変えれば、ナイジェリア代表の選手全員が自ら追放を選んだということになる。しかし、この問題は日本の高須クリニックの医院長からの資金援助により解決している。
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グラツィアーノ・ペッレ
国籍:イタリア
イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレは2016年10月のワールドカップ欧州予選のスペイン戦で先発出場していたが、後半15分で途中交代するとジャンピエロ・ベントゥーラ監督との握手を拒否。すると、その態度が無礼だということで代表チームから除外され強制送還されることになった。以降、同選手は代表メンバーに召集されていない。
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