
昨2025シーズン、クラブ史上初のJ1昇格を成し遂げた水戸ホーリーホック。2026/27シーズンを前に半期で行われた明治安田J1百年構想リーグEASTグループステージでは、全18試合で2勝8分8敗(勝ち点18、得失点差-16)で、EAST全10クラブ中9位と厳しい結果となった。中でも、総得点「19」はEAST全10クラブワースト2位タイ、総失点「31」もワースト2位、得失点差「−16」にいたってはワースト1位と力の差を見せつけられ、攻守に課題を残すシーズンに。
今オフは各ポジションに1人ずつ補強したいところ。そんな中、早速6月16日にFC東京からJ1で実績十分のDF木本恭生が完全移籍で加入することが発表された。今後はセーブ力に定評のあるGKや、中盤の要であるボランチ、得点力不足解消のためにFWの選手の補強にも動く可能性がありそうだ。ここでは、水戸が今夏狙うべき3人の補強選手を筆者独自の視点から紹介する。(データは2026年6月17日時点の情報に基づく)。

牲川歩見(浦和レッズ)
1人目は、浦和レッズGK牲川歩見だ。ジュビロ磐田の下部組織でプレーしたのち、2013シーズンからトップチームに昇格を果たす。1年目は公式戦の出場はなかったが、同年の8月にU-19日本代表のスペイン遠征に招集されるなど、195cmの長身を活かしたハイボール処理や長い手足を活かしたシュートストップで安定したプレーは世代屈指のGKとして評価を受けていた。
翌2014シーズンから2シーズンはJ3リーグに所属するJリーグU-22で主にプレーし、21試合に出場した。その後は出場機会を求め2016シーズンはサガン鳥栖、2017シーズンはザスパクサツ群馬に期限付き移籍を果たすも、出場機会は思うように得ることができなかった。
しかし、2018シーズンに期限付き移籍でプレーしたアスルクラロ沼津で転機が訪れる。J3リーグで同クラブを4位へ導く活躍を見せ、翌2019シーズンは沼津へ完全移籍してレギュラーとしての地位を確立した。その後は2020シーズンから水戸ホーリーホックで2シーズン活躍したのち、2022シーズンから浦和レッズに完全移籍。しかし、浦和ではバックアップGKとして中々出場機会が得られておらず、今オフに移籍の可能性はあるだろう。
水戸では今シーズンの百年構想リーグでGK西川幸之介が19試合出場。長期間のシーズンの中で西川とポジションを争うことができる牲川を獲得することが出来れば、不安要素だったGKの層が厚くなるはずだ。
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