
J1百年構想リーグ第5節のヴィッセル神戸対サンフレッチェ広島が27日に開催。広島が1-2で敗れたが、DFジエゴ(神戸)とGK大内一生(広島)が交錯したシーン、PK判定の是非を巡り議論が白熱。ベールスホット所属GKポープ・ウィリアム(元町田ゼルビア、横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ)がジャッジに苦言を呈している。
問題の場面は後半36分。大内がペナルティエリア内で前に出た際、ジエゴと接触。主審はこのプレーに対してPKを宣告した。広島の選手たちは即座に抗議し、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)による確認も行われたが、判定は覆らず。広島はこのPKで同点に追いつかれると、後半アディショナルタイムに元日本代表FW大迫勇也にゴールネットを揺らされ、逆転負けを喫した。なお、大内にとってはこの試合がJ1デビュー戦だった。
この判定を巡ってはSNS上でも議論が白熱。その中、ポープ・ウィリアムが自身のX(旧ツイッター)を更新し、いちゴールキーパーの立場から神戸対広島のPK判定について自身の見解を示した。
同選手は「キーパーに対して厳しすぎないかい」と切り出し、ここ直近の判定基準について疑問を提起。コーナーキック時のキーパーブロックやPK判定、ファウル基準に言及し、「今ではボールすらキーパー泣かせ」と現状の環境の難しさを表現した。
さらに、1対1の局面における接触についても触れ、「足や体を投げ出してぶつかりに来られたら避けられない」と、GK側の対応の難しさを説明。自身の経験も踏まえ、「キャリア初の退場も、後ろ向きの自分に相手が足をかけてきた形だった」と明かした。
VARの導入により判定の透明性が高まる一方、接触プレーの解釈を巡る議論は続いている。特にゴールキーパーはプレー特性上、相手選手との接触が避けにくいポジションでもあり、今回のケースも含めて判定基準の難しさが改めて浮き彫りとなった。
今回の一件は単なる一試合の判定にとどまらず、Jリーグにおけるゴールキーパーのプレー環境やルール解釈の在り方に一石を投じる形となっている。今後も同様の場面でどのような基準が適用されるのか、注目が集まりそうだ。
コメントランキング