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チェルシー10番ムドリク、出場機会に不満で1月の退団を希望?バイエルンらが関心

ミハイロ・ムドリク 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)に所属するウクライナ代表MFミハイロ・ムドリク(23)が、1月での退団を望んでいるようだ。

 2023年1月にシャフタール・ドネツクからチェルシー移籍を決断したムドリクは一瞬の加速とテクニックを併せ持った鋭いドリブルが武器のサイドアタッカー。背番号を10に変更した昨季はプレミアリーグ31試合で5ゴール2アシストという数字に終わった。

 イギリス『エクスプレス』によれば、シャフタールから推定移籍金8850万ポンド+ボーナスという条件でチェルシーに加わったムドリクは今季から指揮を執るエンツォ・マレスカ監督のもとでリーグ戦でのスタメン出場が1試合のみとなっていることから出場機会を求めて退団を熱望しているようだ。

 その一方で今夏にもポルトガル代表FWペドロ・ネトやポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、イングランド代表MFジェイドン・サンチョなどを補強したチェルシーはウクライナ代表FWを手放すことに前向きであり、来年1月での退団は非常にありうる状況のようだ。

 なお、ムドリクには今冬にも興味を持っていたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が継続して関心を示しているものの、バンサン・コンパニ監督が就任して以降は下火になっている模様。また、オリンピック・マルセイユ(フランス1部)も興味を持っており、今季から指揮官に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督が大ファンのようだ。例年であれば、シーズン途中に大金を投じて補強するクラブは少ないためレンタル移籍が最も実現する可能性が高いようだ。