Jリーグ 浦和レッズ

ヘグモ解任でスコルジャ再招聘。浦和監督交代で川崎方面から「厄介」の声

マチェイ・スコルジャ監督 写真:Getty Images

 浦和レッズは8月27日、ペア・マティアス・ヘグモ監督との契約解除、およびマチェイ・スコルジャ氏の再招聘を公式発表。池田伸康コーチが暫定指揮を執ることも正式決定しているが、早速川崎フロンターレ方面から戸惑いの声が挙がっている。

 浦和は7月以降のリーグ戦で3分2敗と白星なし。他クラブよりも1,2試合消化が少ないとはいえ、26試合を終えて9勝8分9敗と、J2降格ラインから勝ち点7差の13位に沈んでいるほか、J1第28節・川崎フロンターレ戦の2日前に非公開トレーニング実施の予定が急きょオフに。8月24日開催の川崎戦は、1-0で前半を終えた後、豪雨により試合中止となっていた。

 日本代表MF伊藤敦樹、DF酒井宏樹、FWオラ・ソルバッケン、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲と主力選手の退団が相次いだことにより、一部からヘグモ監督の求心力を疑う声も挙がっていたが、クラブは27日に監督交代を公式発表。スコルジャ氏の電撃復帰に、多くのファン・サポーターが驚いている。

 そんななか、ネット上では川崎サポーター等から「ハーフタイムで監督交代」「前半ヘグモから、後半スコルジャって戦いにくい」「前後半で監督変わるとか厄介だな」といった驚きや戸惑いが。前後半で異なる監督が率いるチームと対戦することになっただけに、対策を立てるのが難しいとの見方が広まっているようだ。

 なお試合の扱いや代替開催の日程については、27日9時の時点で正式決定していない。川崎は2023シーズン、スコルジャ監督率いる浦和に一度も勝利していないだけに、後半45分間で苦戦を強いられるかもしれない。