浦和レッズ所属のMFエカニット・パンヤ(24)が、浦和でのキャンプに集中するためAFCアジアカップに臨むタイ代表の招集を辞退したことが分かった。石井正忠監督は、同選手に代わる戦力としてMFピチャ・アウトラ(ムアントン・ユナイテッド)を追加選出している。
サイアムスポーツによると、パンヤはペア・マティアス・ヘグモ新監督のもとで浦和のレギュラーを奪取すべく、キャンプで大いにアピールしたい考えとみられている。10月4日、AFCチャンピオンズリーグのグループJ第2節ハノイFC戦で途中出場し浦和デビューを飾ったパンヤは、いきなりゴールを決めてチームの勝利(6-0)に貢献した。
その後も徐々に出場機会を増やしており、来季のレギュラー獲りも期待されている成長株だ。しかし、今回の招集辞退を巡ってはタイ人サポーターから厳しい批判に晒されているようだ。
SNS上では「アジアで最も権威のある大会だが、彼にとってはクラブレベル程重要ではないということ」「がっかりした。彼の判断は代表チームを軽視している」「個人の決定は尊重したいが、それでも失望は隠せない」「彼は戦象(タイ代表の愛称)の一員として相応しくない。もう招集する必要はない」などのコメントで溢れかえっている。
なお、タイ代表は今回のアジアカップでサウジアラビア、キルギス、オマーンと同じグループFに入っている。
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