AZアルクマール所属の日本代表DF菅原由勢は、今月17日開催のエールディビジ(オランダ1部リーグ)第16節PSVアイントホーフェン戦で先発出場。現地では、同選手の攻撃面における凄さを物語るスタッツに注目が集まっている。
2019年6月に名古屋グランパスからAZへ移籍した菅原は、海外挑戦1年目から出場機会を確保。昨季オランダ1部リーグ26試合の先発出場で3ゴール8アシストと結果を残すと、今季もここまでリーグ戦全16試合スタメン出場で4アシスト。不動の右サイドバックとして活躍している。
そんな中、オランダメディア『Voetbal』は菅原のチームに対する貢献度を特集。「エールディビジでプレーする選手の中でも、攻撃面で最も過小評価されている選手のひとり」とした上で、決定機を演出するためのパス本数がリーグトップの「12」であることを紹介。「彼のスタッツを見ると、攻撃的MFかウインガーかと思うが、彼は右サイドバックでプレーしている」と同選手の凄さを綴っている。
この決定機を演出するためのパス本数のランキングでは、MFヨエイ・フェールマン(PSV)が10本で2位にランクイン。3位にはMFクインテン・ティンバー(フェイエノールト)とFWヨハン・バカヨコ(PSV)が9本で続いている。
なお菅原は今月はじめ、国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』発表の、UEFA(欧州サッカー連盟)管轄下のリーグでプレーするフィールドプレーヤーを対象とした「2023年の公式戦出場時間」ランキングで12位に。4928分と、欧州でプレーする日本人選手で最長の出場時間を誇っている。
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