セリエA(イタリア1部)ラツィオ所属の日本代表MF鎌田大地が批判に晒されている。同選手は19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のアトレティコ・マドリード戦で先発出場も、失点に関与。現地ではMFマテオ・ゲンドゥージへのスタメン交代を求める声が沸き起こっているようだ。
鎌田はセリエA開幕から4試合つづけて中盤の一角でスタメン出場しており、今月3日の第3節ナポリ戦では決勝ゴールをマーク。MFマテオ・ゲンドゥージとのポジション争いに関する論争が繰り広げられる中、アトレティコ戦でも先発出場した。
しかし前半29分に自らのディフレクションから失点。後半アディショナルタイムにGKイバン・プロヴェデルの劇的ゴールにより、チームが勝ち点1を手に入れたとはいえ、現地メディアは揃って鎌田に対して最低評価を与えている。
するとイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・マッフェイ氏も、鎌田のパフォーマンスを批判。イタリアメディア『ラジオ・ローマ・サウンド』で、以下のようなコメントを残した。
「中盤については、私なりの考えがある。鎌田の代わりにゲンドゥージをもっとプレーさせるべきだ。この日本人選手は(アトレティコ戦の)スタートが悪く、ボールが足の間で燃えているように見える。デュエルでは後退することが多い。彼には落ち着いて改善に努める必要がある」
なおラツィオはここまでセリエAで1勝3敗と、開幕ダッシュに失敗。23日にモンツァ戦を控える中、鎌田がスタメン落ちの危機に直面している。
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