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古橋亨梧を絶賛も…セルティック監督不満「味方でさえ彼の動きに…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 日本代表FW古橋亨梧はセルティックの絶対的ストライカーとして活躍。今月8日のスコットランド1部リーグ戦でもゴールを決めているが、アンジェ・ポステコグルー監督は他の選手に対して古橋亨梧のプレーレベルに合わせるよう求めている。

 古橋亨梧は先月26日のスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦で2得点を叩き出し、チームの優勝に大きく貢献。今月8日のハーツ戦では今季リーグ戦20ゴール目をマーク。依然としてスコットランド1部得点ランキング首位に立っている。

 そんな古橋亨梧に対するポステコグルー監督の評価は高い。指揮官は10日の会見にて、「古橋亨梧は自分の役割をきちんと果たしているし、とても規律正しい」

 「彼の動きから生まれる可能性を我々はいつも見ているわけではない。他の監督と同じように完璧を求めてイライラすることもあるが、彼の動きは今まで見た中で一番いい」と、同選手のプレーを絶賛。

 「相手にとって古橋亨梧はマークしにくい選手であり、我々でさえも(彼に合わせて)どのようにプレーすればいいのか分からないことがある。先日の試合では、(他の選手が)彼にボールを渡すことが多かったように感じている」と、古橋亨梧と他の選手のプレーにギャップがあることを明かす。

 その上で「(古橋亨梧との連携面での改善について)もっとうまくなるには、改善し続けるしかない。選手たちにはフィードバックを行い、トレーニングでも取り組んでいる」と現状を説明。間接的にではあるが、他の選手に対してさらなる改善を求めた。

 セルティックは今月10日にスコティッシュカップ準々決勝・ハーツ戦を控えている。チーム全体が連携面で向上すれば、古橋亨梧のさらなるゴール奪取も期待できる。