明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、ブラジル1部CRフラメンゴ所属のブラジル人DFマテウス・ソアレス・トゥーレル(23)の獲得に動いているようだ。18日、ブラジル紙『O DIA』のジャーナリストが伝えている。
身長185cmで右利きのマテウスは、2018年にCRフラメンゴのトップチームへ昇格。ただブラジル1部リーグでは出番に恵まれず、昨年7月にリーグアン(フランス1部)のモンペリエへレンタル移籍。2021/22シーズンはリーグアン開幕から6試合つづけてスタメン出場したものの、以降は出場機会が激減。リーグ戦で10試合の先発出場に終わると、先月末にレンタル期間満了によりCRフラメンゴへ復帰している。
その中、『O DIA』のジャーナリストは「ヴィッセル神戸がCRフラメンゴのマテウスに興味を示した。(両クラブによる)交渉は現在進行しているところだ。彼がピッチ外でどのように過ごしているかを知ろうとしたヴィッセル神戸は、今年12月までのレンタル移籍によるオファーを提示した」とツイート。ヴィッセル神戸がマテウス獲得にむけてクラブ間交渉を行っていることを伝えている。
また『O DIA』が今月1日報じたところによると、マテウスは引き続きブラジル国外でのプレーすることを望んでいる模様。CRフラメンゴ幹部も同選手を今季の構想に含めていないことから、レンタル移籍での放出を検討しているという。
さらにモンペリエは2021/22シーズン終了後、同選手の完全獲得に動いていたとのこと。しかしCRフラメンゴが250万ユーロ(約3億5000万円)を要求したこともあり、断念していたようだ。
ヴィッセル神戸は今夏の移籍ウィンドウで、Kリーグ1(韓国1部)仁川ユナイテッドからモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(30)を完全移籍により獲得。現在は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)をはじめ5名の外国籍選手を抱えている。マテウス獲得への動きが伝えられているだけに、外国籍選手で一部入れ替えを行う可能性も考えられる。
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