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川崎ダミアンにアルゼンチン強豪関心か!すでに交渉開始と現地報道

レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、アルゼンチン移籍に向かっている可能性があるようだ。6日、スペイン紙『アス』のアルゼンチン版が伝えている。

 ダミアンについては、以前からブラジル1部のSCインテルナシオナル復帰が噂されていた。しかしブラジルメディア『BOLA VIP』は先月末、川崎フロンターレがSCインテルナシオナルからのコンタクトに対して、同選手の放出に応じない姿勢を見せたと報道。またブラジルメディア『Revista Colorada』は、川崎フロンターレとダミアンの契約期間が2023年末までと主張している。

 一方、ダミアンの代理人はイタリアメディア『カルチョウェブ』のインタビューで、欧州挑戦を視野に入れていることを明言。「100%の力を発揮するためには、理想的な環境が必要だ。我々は適切なオファーを待っている」とコメントを残している。

 その中、アルゼンチン1部の名門ボカ・ジュニアーズがダミアンの獲得に興味を示している模様。ボカ・ジュニアーズは今季、国内リーグ戦6試合を終えて3勝3敗と開幕スタートダッシュに失敗。また今月5日のコパ・リベルタドーレス(南米選手権)ベスト16・2ndレグでは、ブラジル1部コリンチャンス相手にゴールを奪えず、PK戦の末に敗れている。

 そのためボカ・ジュニアーズ幹部は、今夏の移籍ウィンドウにおけるストライカー獲得の方針を固めたとのこと。すでに選手サイドとの交渉を開始しているほか、ダミアン本人もボカ・ジュニアーズ加入の可能性に難色を示していないようだ。

 なお、ダミアンは昨年にUAEや米国・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられる中、川崎フロンターレと契約更新。ただ今季はここまでJ1リーグで13試合に先発出場して3ゴールとやや苦戦。直近のリーグ戦3試合は後半途中からピッチに立っている。