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「伊東純也は変なヤツ」と森岡亮太が語った理由とは「ひとつだけアドバイスできるなら…」

森岡亮太 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーした過去をもつMF森岡亮太(30)は、今季もシャルルロワSCで活躍している。その中、同選手はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクに所属する日本代表FW伊東純也(28)の人柄に言及した。27日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 伊東純也は右ウイングを主戦場に今季ここまでリーグ戦と欧州カップ戦の全試合で先発出場し、2ゴール9アシストをあげるなど、ジュピラー・プロ・リーグを代表するアタッカーとして注目を浴びている。また、今月にはFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選に臨む日本代表に再び招集されると、ベトナム戦とオマーン戦で決勝ゴールを決めるなど、持ち前のスピードを武器に躍動している。

 ただ、伊東純也は柏レイソルからKRCヘンクに移籍してから間もなく3年となる中でも、いまだに英語を勉強していないという。そんな伊東純也について森岡亮太は「あのイトウがまだ英語のレッスンを受けていない?彼はちょっと変なヤツですよ(笑)」

 「すべての日本人が同じように英語を学びたいとは言いませんけど、ほとんどの日本人は(ベルギーでの)環境に慣れるためも(英語学習が)とても重要だと考えていますね。ベルギーではほとんどの人が英語を上手に話しますし、コミュニケーションが少し楽になります」と冗談を交えながら語っている。

 つづけて、森岡亮太は「プレースタイルという観点では、ベルギーリーグはJリーグと非常に似ているかもしれないですね。日本では常にヨーロッパに注目が集まっていますし、多くの日本人選手がベルギーリーグを理想的なステップアップを図るための場所として考えていますね。ここ数年の良い経験を踏まえても、その考えは変わらないですよ」と日本人選手から見たジュピラー・プロ・リーグの立ち位置を解説。

 そして「日本人選手にひとつだけアドバイスできるとしたら、ベルギーに着いたらできるだけ早く英語を学ぶべきだということですね。コミュニケーションはとても重要です。これまでの人生で日本語しか話していない人は、ヨーロッパにやって来た時にかなりショックを受けますね。僕自身、(ヴィッセル神戸から)ポーランドのクラブへ移籍した時、そのことに気づきましたよ」と自身の経験に基づいた語学習得の重要性を語った。

 なお、森岡亮太は2019年1月にアンデルレヒトからシャルルロワSCへ加入すると、すぐにレギュラーに定着。昨季はリーグ戦で28試合に先発出場すると、今季はここまでリーグ戦全16試合でスタメンに名を連ねている。また、先月2日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第10節・KVコルトレイク戦終了時点でタックル成功回数が「35」とリーグ1位のデータを誇るなど、攻守両面で好パフォーマンスを発揮している。