明治安田生命J1リーグの浦和レッズは25日午前、湘南ベルマーレからMF金子大毅を完全移籍で獲得したことを公式発表している。
金子大毅は市立船橋高等学校、神奈川大学をへて2018年に湘南ベルマーレへ入団。プロ1年目は曺貴裁監督のもとYBCルヴァンカップで出場機会を得ると、同コンペティションでの優勝に大きく貢献した。その後、昨季はJ1リーグで19試合に出場すると、今季は28試合でピッチに立つなど着実な成長を見せていた。
同選手は来季から浦和レッズの一員としてプレーすることについて「浦和レッズに関わる全てのみなさん、初めまして。湘南ベルマーレから加入することになりました金子大毅です。浦和レッズという偉大なクラブでプレーする機会をいただき、とてもうれしく思います。チーム内の競争に勝ち、さらにレベルアップして一日でも早く浦和レッズの大きな力になれるようがんばります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。
一方、湘南ベルマーレに対して「湘南ベルマーレに関わる全ての皆様、来季浦和レッズに移籍することが決まりました。湘南でプレーした3年間、ルヴァンカップ優勝やプレーオフなど本当に様々な経験をさせていただきました。その3年間は他のチームではなかなか経験できないほど濃密な3年間だったと思っています」
「日々の練習から誰一人手を抜くことなく全力でプレーし、サポーター、スタッフ、フロントの方全員で勝利を目指すこの湘南のチームスタイルが大好きでした。そんなスタイルで勝ちをもぎ取った時の充実感は他のチームでは味わえないような感覚があると思います。してサポーターの方々にはどんな時も前向きに応援していただきました。結果が出ない時も、BMWスタジアムや遠いアウェイの試合に応援に駆けつけていただき、変わらぬ熱い応援をしてくれたことはチームの大きな力になっていました」
「特にルヴァンカップ決勝の時のあの盛大な応援は今でも鮮明に覚えています。来年から新たなチームでプレーすることを決断しました。選手としてレベルアップして、活躍し、湘南のサポーターの皆さんにいい報告ができるよう、頑張ります。3年間、本当にありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じて感謝の言葉を残した。
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