バルセロナ復帰の噂が報じられているパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール。8日に合流する予定だった全体練習を無断で欠席したことに、PSGは激怒。「この状況は遺憾であり、適切な措置を取ることになる」と厳しい声明を発表した。ネイマールがバルセロナ移籍を求めて練習を無断で欠席したかは定かではない。ただ、これまでには複数の選手がバルセロナへの移籍を求めて、練習拒否という手段をとってきた。今回は、そんな5選手をご紹介する。
セスク・ファブレガス
移籍元:アーセナル
2011年に古巣バルセロナへの移籍を希望したセスク。ただ、アーセナルはサミル・ナスリとセスクの両名を同時に失うことは出来ないと判断し、バルセロナからのオファーを拒否した。これに対して、セスクはプレシーズンのトレーニングへの参加拒否で応戦。最終的にバルセロナ移籍を実現させた。
ダニエウ・アウベス
移籍元:セビージャ
2007年、セビージャに在籍していたダニエウ・アウベスはUEFAチャンピオンズリーグ予選に参加することを拒否。クラブはもう1シーズン残留を要請したが、最終的にバルセロナへの移籍が決定した。ただ、退団時には涙ながらに「再びセビージャに戻る」と語った。
ウスマン・デンベレ
移籍元:ボルシア・ドルトムント
ドルトムントで成長を遂げ、世界最高の逸材として注目を浴びたデンベレ。バルセロナからのオファーに「バルサからのオファーを2回も断れない。世界最高のクラブに入れるんだ」とクラブに移籍を直訴。ドルトムントはオファーを拒否したものの、デンベレは練習拒否という強硬手段を使い、移籍を強引に実現させている。
フィリペ・コウチーニョ
移籍元:リバプール
2017/2018シーズン開幕前にコウチーニョはバルセロナへの移籍を希望したが、オファーはクラブによって拒否された。それでもコウチーニョはリバプールのために半年間全力でプレーを続けたが、昨冬の移籍市場でトランスファー・リクエストを提出(練習拒否)。移籍金1億500万ポンド(約162億円)の大金を残してリバプールを去った。
アントワーヌ・グリーズマン
移籍元:アトレティコ・マドリード
今夏の移籍市場でアトレティコからバルセロナに加入したグリーズマン。彼も練習拒否とう手段をとった。アトレティコはグリーズマンの契約解除金を分割で支払う提案をバルセロナから受けたがこれを拒否。グリーズマンに対しても、練習への参加を義務付けた。しかし、バルセロナがアトレティコに契約解除金を一括で支払うと、グリーズマンのバルセロナ移籍が決定した。
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