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「そうせざるを得ない事情がある」板倉滉をアヤックスが安値で放出に踏み切る訳とは?

板倉滉 写真:アフロスポーツ

 オランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムに所属する日本代表DF板倉滉の去就が大きく動いている。アヤックスは板倉に加え、DFヨシプ・シュタロ、DFアフメジャン・カプランも放出する見通しで、3選手はいずれも獲得時の金額を大きく下回る条件でクラブを離れることになるようだ。

 オランダメディア『FootballTransfers』は「なぜアヤックスは板倉滉、ヨシプ・シュタロ、アフメジャン・カプランを安値で放出するのか」と題した記事を掲載した。

 同メディアは、アヤックスのジョルディ・クライフTDが大きな損失を受け入れる背景について、アヤックスには「そうせざるを得ない事情がある」と、その内容を伝えている。

 板倉は昨夏に1,000万ユーロ(約18億2,000万円)で加入したが、約400万ユーロ(約7億3,000万円)で古巣のブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハへ戻る。

 シュタロは2,050万ユーロ(約37億3,000万円)で獲得されたが、買い取りオプション付きのレンタル移籍でセリエAのラツィオへ向かい、買い取り額は800万ユーロ(約14億6,000万円)となる。

 カプランも950万ユーロ(約17億3,000万円)で加入した一方、250万ユーロ(約4億6,000万円)でオランダ1部NECナイメヘンへ移籍する。

 3選手の獲得費用は合計4,000万ユーロ(約72億8,000万円)で、今回の収入は約1,500万ユーロ(約27億3,000万円)。差額は2,500万ユーロ(約45億5,000万円)に上る。

 それでもクライフ氏が放出を進める理由は、移籍金だけではなく給与総額にもある。アヤックスは守備的MF、センターバック、左右のウイングの獲得も視野に入れている。

 同メディアによると、板倉とシュタロはアヤックスの高給取りで、カプランも給与額でトップ10に入っていた。3選手の放出によって、必要な補強を進めるための給与枠が生まれたと伝えている。