
日本サッカー協会(JFA)は7月23日、U-21日本代表を率いる大岩剛監督が、2027年3月の国際親善試合から日本代表の指揮を執ると発表した。2028年ロサンゼルス五輪出場を目指すU-21日本代表監督との兼任となる。森保一監督は2027年1月から2月に開催されるAFCアジアカップまで続投する。
そんな中、韓国メディア『Football Asian』は「なぜ日本は大岩剛を選んだのか、報じられた森保監督後の後継計画にある長期的な論理」と題した記事を掲載した。
同メディアは、年代別代表やAFC U23アジアカップでの成功が、A代表での成功を自動的に保証するものではないと伝えている。
同メディアは、大岩監督が年代別代表で、共通する育成環境で成長し、長期間にわたって自身の方法を学んだ選手を指導してきたと説明している。一方、日本代表には異なるリーグや戦術を採用するクラブから選手が集まるため、大岩監督は限られた練習時間で戦術を共有させる必要があるという。
また、同メディアは、大岩監督が継続性を保守的な戦い方につなげないことも示さなければならないと指摘している。日本代表はアジアの相手に対して試合を支配する力を持つが、世界トップ級の相手に対して質の高い決定機を作り、試合中に戦術を修正できるかが課題となる。
2024年のパリ五輪で、日本はグループステージ3試合を無失点で制したものの、準々決勝でスペイン代表に敗れた。同メディアは、大岩監督が率いた日本が組織力と試合運びの成熟を示した一方、重要な試合で世界の強豪を破るという課題を残したと伝えている。
さらに同メディアは、2026年のAFC U23アジアカップで、大岩監督が準々決勝のヨルダン代表戦において交代策を講じ、後半に戦術を修正し、日本がPK戦で勝ち上がったと紹介している。日本は準決勝の韓国代表戦でも戦術的な規律を示したが、大岩監督の交代策や試合中の戦術判断は、A代表ではさらに厳しい基準で評価されるという。
同メディアは、大岩監督が創造性の高い選手を生かす攻撃を作り、技術力のある中盤と、攻撃から守備へ切り替わる場面での安定を両立させる必要があると結論付けている。さらに、低い位置で守るアジア勢と、身体能力に優れたワールドカップ級の相手の双方に対し、解決策を示すことも求められると伝えている。
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