
日本代表MF佐藤龍之介は7日、FC東京からバレンシアへの完全移籍が正式決定。ラ・リーガでの活躍が期待されているが、アルビレックス新潟やFC東京の元監督であるアルベル・プッチ・オルトネダ氏が、同選手のクオリティーをいち早く見抜いていたという。
スペイン『El desmarque』で7日に掲載されたインタビュー記事によると、アルベル氏はFC東京で佐藤を16歳でデビューさせた当時について、以下のように振り返っている。
「私のサッカーに対する考え方や、ラ・マシアで培った経験から、若い選手にはできる限り多くのチャンスを与えたいと考えている。FC東京での2年目、プレシーズンに3~4人のユース選手がトップチームの練習に参加してきた。その中で彼を見た時、まるでスペイン人選手のようなプレースタイルだと感じた。ボールタッチが非常に優れていて、本当に気に入った」
「彼はとても素晴らしい青年だったので、クラブにも『もっとトップチームの練習へ参加させよう』と働きかけた。そしてカップ戦で16歳にしてデビューさせたが、とても良いプレーを見せてくれた」
「彼には当時からトップレベルの技術があった。ボールを失わずにキープでき、パスで相手のラインを破り、ライン間でプレーできる。その能力は日本人選手にはないものだったし、彼はそれを持っていた」
「デビュー当初は、私たちの言う典型的な『8番』として起用した。ラストパスで攻撃に絡み、ゴール前へ飛び出していけるセンターミッドフィールダーだった。その後はウイングとしても成長したが、外に張るタイプではなく、中へ切れ込みながら1対1を仕掛けられる選手だ。ゴール前へ入っていくことを好み、決定力も兼ね備えている」
佐藤を褒めちぎったアルベル氏。バレンシア移籍については「彼の人柄や性格を好きになってもらえたら嬉しい。新しい環境への適応には時間が必要だから、辛抱強く見守ってほしい。バレンシアCFへの移籍は、とても良い選択だったと思う」と、現地のファン・サポーターに呼びかけている。
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