
渡邊乃斗
3人目は、鹿島アントラーズユースから流通経済大学を経て、昨シーズンに松本山雅でプロキャリアをスタートさせたFW渡邊乃斗。185cm79kgの恵まれた体格を活かし、ポストプレーで攻撃の起点となれるほか、空中戦の強さも大きな武器だ。下部組織や大学時代には“無類のエアバトラー”として存在感を放ってきた。
プロ入り後も同様の活躍を期待されていたが、昨シーズンはJ3リーグの出場はおろかベンチ入りも叶わず、公式戦の出場はルヴァン杯の1試合にとどまった。
高さのあるFWを好む石﨑監督のもとで迎えた今シーズンは、出場機会の増加も期待された。しかし、百年構想リーグでは第13節終了時点で出場はわずか1試合と、依然として厳しい状況が続いている。2026/27シーズンに向けては、実戦経験を積むための期限付き移籍も現実的な選択肢となりそうだ。
佐相壱明
4人目は、今シーズンでプロ9年目を迎えるMF佐相壱明。昌平高校入学前までは無名の存在だったが、同校の持ち味であるパスサッカーの中で技術を磨き急成長を遂げた。高校3年時には全国高校サッカー選手権大会に出場し、同校にとって初となる同大会での勝利に貢献している。
2018シーズンに大宮アルディージャでプロキャリアをスタート。当初は出場機会に恵まれなかったものの、転機となったのが2020シーズンの長野パルセイロへの期限付き移籍だ。左SH(サイドハーフ)を主戦場に、豊富な運動量を活かしたハードワークで攻守に存在感を発揮し、J3リーグ27試合5ゴール1アシストとブレイクを果たした。
翌2021シーズンは大宮に復帰するも出場機会は限られ、2022シーズンからはSC相模原で2シーズンプレー。2024シーズンからは松本山雅に活躍の場を移し、ここまではコンスタントに出場を重ねてきた。
しかし、昨シーズン終盤から出場機会は減少傾向にあり、百年構想リーグでも第13節終了時点で出場は5試合にとどまっている。厳しい立場に置かれている中で、今後の巻き返しが求められる。
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