
2025明治安田J1リーグを18位で終え、4度目のJ2降格が決まった横浜FC。2年ぶりにJ1に挑んだ昨シーズンは低迷が続き、2試合を残してJ1残留の可能性が消滅した。
それでも、自身初のJ1挑戦となったDF新保海鈴は、リーグ戦34試合に出場し2アシストを記録。持ち味である正確無比な左足のキック精度や突破力がトップカテゴリーでも通用することを証明し、自信を深めるシーズンとなった。この経験は個人にとって大きな成長の糧となったはずだ。
一方で、出場機会を得られず思うような結果を残せなかった選手も少なくない。百年構想リーグや2026/27シーズンの成績次第では、立場が大きく揺らぐ選手が出てくる可能性もある。
ここでは、今シーズンのアピール次第で退団の可能性も考えられる3選手を、筆者の視点からピックアップして紹介する。
熊倉弘貴
1人目は、前橋育英高校(群馬県)から日本大学を経て、2025シーズンに横浜FCでプロキャリアをスタートさせたDF熊倉弘貴だ。双子の兄としてサッカーに打ち込んでいた弘貴は、弟の弘達(ヴァンフォーレ甲府所属)と幼少期から同じチームで切磋琢磨しながら互いを高め合ってきた。日本大学時代には主将も務め、持ち前のリーダーシップで中盤からピッチ全体を統率できるほか、左足のキックで幾度となく好機を演出できる点が持ち味だ。
プロ1年目の昨シーズンは、YBCルヴァンカップ1回戦のFC岐阜戦で公式戦初出場を果たすと、リーグ戦でも5試合に出場。第38節のセレッソ大阪戦では、J1初スタメンを果たすなど充実した時間を過ごした。
しかし、J2で再スタートとなった今シーズンは、須藤大輔新監督の下で出場機会の増加を狙っていたものの、百年構想リーグではここまで1試合の出場にとどまっている。現状を踏まえれば、2026/27シーズンに向けて他クラブへの期限付き移籍となる可能性も否定できない。
コメントランキング