
森海渡
2人目は、足元の技術とスピード、フィジカルの強さを兼ね備えたFW森海渡だ。柏レイソルの下部組織で育った森は、筑波大学へ進学。下級生時から主力として活躍し、大学3年時の2021年12月に卒業を待たずして2022シーズンからの柏加入が内定した。
プロ1年目は、YBCルヴァンカップ第1節京都サンガFC戦で公式戦デビュー。J1第3節の鹿島アントラーズ戦でリーグ戦デビューを果たすと、第11節のサンフレッチェ広島戦では途中出場からわずか26分間で2ゴールを奪い、逆転勝利の立役者となった。
この試合では実況の「やるんです!やるんです!森海渡」というフレーズも話題となり、一気にその名を広めた。ルーキーイヤーはリーグ戦15試合4ゴールと、上々の結果を残している。翌2023シーズンは徳島ヴォルティスへ期限付き移籍し、J2で37試合13ゴール3アシストと飛躍を遂げた。これを受けて2024シーズンから横浜FCへ完全移籍するも、同年3月に前十字靭帯損傷の大怪我を負い、リーグ戦は3試合の出場にとどまった。
昨シーズンは出場機会に恵まれず、6月にジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍。J2で12試合に出場したが、ゴールやアシストを記録することはできなかった。今シーズンは横浜FCに復帰したものの、怪我の影響もあり出遅れ、百年構想リーグ第10節終了時点で出場はわずか1試合にとどまっている。現状を打開できなければ、2026/27シーズンに向けて他クラブへの移籍となる可能性も考えられる。
室井彗佑
3人目は、今シーズンでプロ4年目を迎えるFW室井彗佑だ。前橋育英高校から東洋大学へ進学した室井は、相手DFとの駆け引きや動き出し、スピードに磨きをかけてきた。大学4年時の2022年6月には、大宮アルディージャへの2023シーズン加入が内定。同時に特別指定選手として登録され、同年のJ2リーグ第42節ロアッソ熊本戦でJリーグデビューを果たした。さらに同シーズンの関東大学サッカーリーグ1部では13ゴールを挙げ、得点王に輝いている。
プロ1年目の2023シーズンは、J2で32試合4ゴール1アシストを記録。持ち味である駆け引きとスピードがプロの舞台でも通用することを示した。2024シーズンからは横浜FCへ完全移籍。同年はJ2で10試合2ゴール、昨シーズンはJ1で16試合2ゴールをマークした。なかでも、第27節ガンバ大阪戦で決めたバイシクルシュートは圧巻だった。
今シーズンもさらなる飛躍が期待されているが、ここまで百年構想リーグでは3試合出場にとどまり、ゴールやアシストは記録できていない。厳しい状況が続く中、残りシーズンで結果を残せるかが今オフの去就を大きく左右することになりそうだ。
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