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日本代表の冨安健洋に思いがけない議論「W杯に行かない方が…」

冨安健洋 写真:アフロスポーツ

 オランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムに所属する日本代表DF冨安健洋は、現地3月22日に開催されたフェイエノールト戦(1-1)で負傷交代を強いられた。この一戦で冨安は先発出場したものの、73分に右太もも裏を痛めてピッチを退いている。

 オランダメディア『Ajax1』は「アヤックスにとって、冨安が負傷したままでいる方がむしろ好都合かもしれない」と題した記事を展開し、アヤックスは冨安を獲得したことで大きな好機を手にしたように見えるが、その状況が思いがけない議論を呼んでいると伝えた。

 同国メディア『VoetbalPrimeur』のポッドキャスト「#DoneDeal」では、アムステルダムのクラブにとって、冨安が当面まだ完全な状態に戻らない方が短期的には利益になる可能性すらあると示唆されていると『Ajax1』は伝えている。

 冨安は昨2025年冬にフリーでアヤックスへ加入し、途中出場を経て先発として印象的なパフォーマンスを見せていたが、フェイエノールト戦での負傷離脱が議論の発端となっているようだ。

 同ポッドキャストで「冨安が負傷したままで2026FIFAワールドカップ(W杯)に行かない方が、アヤックスにとって最も利益があるかもしれない」と語られている。この見解は移籍市場の観点から以下のように説明されている。

 「奇妙な話だが、そうなれば冨安は他クラブにとって魅力が下がり、アヤックスは2年契約を結んで、彼のコンディションをしっかり整える時間を確保できるかもしれない」と同ポッドキャストは指摘している。

 この発言の真意は、冨安が並外れた実力を持つ選手と見なされている点からきているようだ。同ポッドキャストで「そうなれば今後2年間、素晴らしい左サイドバック、右サイドバック、センターバック、さらには複数ポジションで活躍できる選手(冨安)を手にすることになるだろう。冨安はあらゆる面で絶対的なトッププレーヤーだ」と語られたと『Ajax1』は伝えている。