Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸の最先端施設VPC巡り批判!一部専門家「筋トレさせる気ない?」

ヴィッセル神戸 写真:アフロスポーツ

 ヴィッセル神戸は16日、いぶきの森球技場に建設されたトレーニング施設「VISSEL PERFORMANCE CENTER(VPC)」の竣工式・オープニングセレモニーを実施。元日本代表FW大迫勇也、DF酒井高徳ら所属選手のさらなるレベルアップが期待されるが、この新たな施設を巡り、一部スポーツ関係者から懐疑的な声が上がっている。

 S&Cコーチ(ストレングス&コンディショニングコーチ)であり、正智深谷高校男子バスケットボール部等での指導経験を持つ河森直紀氏は、17日にXを更新。神戸のVPC完成を伝える報道内容を引用した上で、「選手に筋トレさせる気ないだろ、これ」と批判を展開。フォロワーや神戸のファン・サポーター等から様々な意見が寄せられている。

 神戸の新トレーニング施設VPCには、最先端のトレーニング機材が次々と導入。ランニングマシンやウエイトトレーニングマシンで、選手のレベルアップを目的とした多様なメニューを設定できるなど、充実した設備となっており、DF山川哲史など一部選手からは早くも喜びの声が上がっている。

 河森氏は、ストレングス&コンディショニング(S&C)領域を専門とする指導者。高校・大学・競技現場においてアスリートの身体能力向上や傷害予防、パフォーマンス最適化をテーマに指導を行ってきた。国立スポーツ科学センターに携わっていたほか、正智深谷高校男子バスケットボール部などでの現場経験を持ち、競技特性に応じたトレーニング設計とコンディショニング管理を通じて選手育成に携わっている。

 最先端施設の整備はクラブの成長戦略として不可欠な投資である一方、その価値は設備の豪華さではなく、いかに競技特性に即したトレーニング思想と運用体制を構築できるかに依存するものである。現場の専門家が提示する懐疑は、単なる批判ではなく、競技力向上の本質を問い直す契機として機能し得る視点かもしれない。