
降格圏のすぐ上で黄色信号が灯る名門2クラブ
残りの対戦カード
- 名古屋グランパス(岡山、湘南、新潟、広島、C大阪、横浜FC、G大阪、柏、町田、福岡)
- 横浜F・マリノス(川崎、福岡、G大阪、FC東京、柏、浦和、広島、京都、C大阪、鹿島)
今季は清水以外にもオリジナル10のクラブが残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを送っている。名古屋グランパスと横浜F・マリノスは今季、ともに開幕から複数試合白星を挙げることができず苦戦。その後、名古屋は第14節から6戦無敗など調子が上向くこともあったが、直近は4連敗を含む6戦未勝利で終盤戦を迎えている。横浜FMも一時7連敗を含む11戦未勝利と苦しんだことを思えば徐々に持ち直しつつあるが、やはり遅れを取り戻すには至っておらず、降格圏である18位湘南ベルマーレとは勝ち点で並んだ状態だ。
現時点では残留圏内にいる両クラブだが、残りの対戦カードにおける今季の戦績はともに黒星が多くとても楽観視できる状況にはない。敢えて差をつけるとするなら、残りの対戦相手の現時点での順位だろうか。名古屋は現在、降格圏に沈む湘南、横浜FC、アルビレックス新潟との対戦を残し結果次第で自力での残留を大きく近づけられるのに対し、横浜FMは残る10戦中8試合がトップハーフに位置する相手。今季は優勝争いも現時点でほぼ差がなく、複数クラブがしのぎを削っている状況であることを踏まえると、ここから勝ち点を積み上げていくことは容易ではない。
一方で、直近5試合の戦績では横浜FMの2勝1分2敗に対して名古屋は1分4敗と調子の良さでは横浜FMに分がある。現在の勝ち点差や残りの対戦カード、直近数試合の勢いなどから今季最終盤を迎えた時点でこの2クラブがどうなっているのかの予想は困難。しかし、いずれにしても名門と呼ばれる両クラブが今季の残留争いのカギを握るのは間違いない。

降格圏に沈む3クラブ
残りの対戦カード
- 湘南ベルマーレ(鹿島、名古屋、川崎、横浜FC、東京V、京都、福岡、新潟、清水、広島)
- 横浜FC(町田、新潟、岡山、湘南、福岡、名古屋、柏、鹿島、京都、C大阪)
- アルビレックス新潟(清水、横浜FC、名古屋、G大阪、岡山、東京V、神戸、湘南、柏、F東京)
現時点で降格圏に沈む湘南ベルマーレ、横浜FC、アルビレックス新潟の3クラブ。特に湘南は今季開幕からJ1リーグ20クラブ中唯一の3連勝を果たしたチームであり、開幕当初はここまで苦しむシーズンになると予想していたファンやサポーターは少ないだろう。
楽観視はできないまでも、3クラブに共通しているのは直上にいる名古屋や横浜FMに比べ、残りの対戦カードにおいて今季前半戦での対戦で得ている勝ち点が多いことはポジティブな要素と言えよう。また、対戦相手の現順位に目を向けると、最下位の新潟は本記事で取り上げた下位8クラブ中6クラブとの対戦を残しており、直接対決の結果次第で降格圏脱出も十分可能となる。
残念ながら直近5試合での戦績は思わしくなく、一部を除き逃げ切りを目指すクラブと比較するとじわじわと勝ち点差を広げられている印象。まずは射程圏内にいる名古屋や横浜FMをとらえるべく、残り10試合残留に向けて3クラブがブーストをかけられるか、今季のJ1リーグの大きな見どころとなる。
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