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中村敬斗、退団阻止の裏で…ランスの移籍金収入110億円超!伊東純也は5億円

中村敬斗 写真:Getty Images

 9月の日本代表メンバーから落選したFW中村敬斗は、フランス2部スタッド・ランスへ残留する模様。ラ・リーガ所属ビジャレアルへの移籍破談が報じられ、ランスのスポンサーである『ヤスダグループ』の圧力が一部で噂されるなか、ランスの移籍金収入が120億円規模であることが現地で話題に。日本代表FW伊東純也(現ヘンク)の移籍金は安価だが、ランスは中村の放出に迫られていなかったとみられる。

 フランス『Reims VDT』が8日に伝えたところによると、ランスは2025年夏の移籍ウィンドウで伊東ら8選手を放出。移籍金収入は総額6,760万ユーロ(約117億円)にのぼるとみられ、最高額はMFヴァレンティン・アタンガナ(アル・アハリ・サウジFC)の2,500万ユーロ(約43億円)。MFアマドゥ・コネ(ネオムSC)が1,330万ユーロ(約23億円)、DFノア・サンギ(パリFC)が950万ユーロ(約16億円)で売却された一方、伊東の移籍金は280万ユーロ(約4億8,000万円)にとどまったという。

 一方、中村の去就を巡っては、日本代表MF守田英正所属のスポルティングCP、DF冨安健洋の古巣ボローニャからの関心が報じられていたが、8月下旬以降は音沙汰なし。移籍ウィンドウ最終日の9月1日にはフランス紙『レキップ』がビジャレアル移籍破談を報道。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場クラブのビジャレアルは1800万ユーロ(約30億円)のオファーを提示したが、ランスはこれを却下したとみられる。

 移籍ウィンドウ最終日での30億円規模のオファーであれば、応じるのが一般的とみられるが、まさかの放出拒否には、ランスに対して日本のサッカーファン等から怒りの声があがっている。ただ、ランスが中村の放出に応じなかった理由には、他選手の売却で巨額の収益を確保していることもあると考えられる。

 なお、中村とランスの契約期間は2028年6月末まで。トルコ1部ベシクタシュ移籍の可能性が報じられているとはいえ、欧州主要国の移籍ウィンドウが終了しただけに、中村はフランス2部リーグの舞台でプレーすることになりそうだ。