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市立船橋DF左近作怜「得点に絡めるプレーを」【高円宮杯プレミアリーグ2025】

左近作怜 写真:Yusuke Sueyoshi

全国トップレベルの24チームがEASTとWESTに分かれてしのぎを削る高校生年代(U-18)最高峰リーグ『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ』。5月11日には船橋市法典公園(グラスポ)球技場でEASTの第7節が行われ、市立船橋高校と柏レイソルU-18が対戦した。

今季のEASTでここまで唯一勝利がない市立船橋は、前半途中まで守備意識が高く柏U-18に攻撃を許さない。しかし、この日は最終ラインからビルドアップする相手に再三苦しめられた。柏は今月16日にトップチーム登録を果たしたFW加茂結斗(2年)やMF徳田波音(3年)にボールを集めて攻撃に転じる。28分、柏DF吉川晴翔(3年)が縦パスを供給すると、それを受けた加茂が相手GKとの1対1を制して柏が先制点を奪う。その後も柏は市立船橋ゴールを脅かすシーンが続くも市船GK辰侑樹(3年)の好セーブもあり、柏リードで前半を折り返す(1-0)。

後半に入ると市立船橋は得意のセットプレーから相手ゴールを脅かす場面を作ろうとするも中々決定機を作り出すことが出来ない。すると58分、ペナルティーエリアでスルーパスを受けた柏の加茂が中央に折り返すとFW澤井烈士(3年)が反転しながら左足で放ったシュートがゴールネットに突き刺さり、柏のリードを2点に広げる。以降、市立船橋の攻撃時間が増えたが、この日は決定機を多く作り出せず後半アディショナルタイムには柏FW越川翔矢(3年)が獲得したPKを自ら決めて3-0と勝負あり。柏が不調にあえぐ市立船橋を下した。

市立船橋の右サイドバックを主戦場とするDF左近作怜(3年)に今季の市立船橋の課題やパフォーマンス、次節(流通経済大学付属柏高校戦)への意気込みなどを訊いた。


市立船橋高校 写真:Yusuke Sueyoshi

「後半はもっと攻めて積極的に」

ー柏U-18との試合を振り返っていかがですか?

左近作:前半は守備に追われる形でした。前節や前前節は試合の立ち上がりが悪くて、全員で(試合の)入りを良くしていこうと話していた中で、アップからしっかり準備をしていましたし、(チームメートとの)声掛けはしていました。前半、一瞬の隙を突かれてしまったところは課題だったと思います。後半は相手の疲れもあって自分で仕掛けてクロスを上げたり、守備でもカバーが出来たりと手ごたえがあったところもありました。

ー前半は0-1で折り返しましたが、波多秀吾監督からはどのような指示がありましたか?

左近作:前半は悪くはなかったし攻めることもできていた。後半はもっと攻めて積極的に仕掛けていこうと話がありました。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、バルセロナ
初めまして。Yusuke Sueyoshiと申します。
普段は医療機関に勤めており、整形外科分野を中心に携わらせていただいております。
幼少期からサッカーは観てきましたので、私ならではの視点から皆様に情報を発信していきたいと考えておりますので何卒宜しくお願いいたします。

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