J2降格の北海道コンサドーレ札幌は、主力選手だったMF菅大輝とMF駒井善成に契約満了を通達し、移籍金ゼロで放出。タイ代表MFスパチョーク・サラチャート、MF青木亮太に残留の可能性が報じられるなか、三上大勝代表取締役GM(ゼネラルマネージャー)がMF近藤友喜の残留を明言。2025シーズンに向けた補強についても語っている。
近藤はプロ3年目の2023シーズンにJ1リーグ30試合でプレーすると、同シーズン終了後に札幌へ完全移籍。2024シーズンも29試合の出場で5ゴール3アシストと結果を残している。
同選手の去就を巡っては、12月16日に一部メディアが「他クラブからのオファーも、本人が残留を決断」と報道。三上GMは12月19日放送の『コンサ三上GMのGreatVictory!』(三角山放送)に出演した際、残留に至るまでの経緯を明かしている。
「実は、報道前日に本人がありがたい返事をして頂いて。僕らとしても、やっぱり彼は外せないひとりだったので。他クラブから色々なもの(オファー)がありながらも、早い段階で札幌残留、1年でのJ1復帰の力になりたいと決断してくれて感謝している。選手の方から皆さんに(残留の知らせを)少しでも早く伝えたいということは前日に聞いていた」
2024年夏の大型補強やJ2降格により、補強予算削減の可能性が指摘されている札幌だが、三上GMは現所属選手の慰留に努めていることを強調。編成のポイントを訊かれると、「岩政大樹監督としっかりと話ができている。まずは現有戦力を残すということを第一に考えながら、そうならなかった場合には『この形でやっていこう』ということまで出来ている」と、ファン・サポーター等にむけて説明している。
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