セルティックは、12月15日にスコティッシュリーグカップ決勝でライバルのレンジャーズと対戦(3-3)し、PK戦(5-4)の末に勝利を収めた。しかし、セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央と日本代表FW古橋亨梧の同試合のパフォーマンスには、UKメディアから厳しい評価が下された。
旗手は中盤の主軸として先発起用されたが、その存在感は薄かった。『Daily Record』は旗手に10点中6点の評価を与え、「レンジャーズとの中盤の戦いで敗れた」と酷評。中盤の要として期待されながらボール奪取やインターセプトに精彩を欠き、相手に容易に突破を許す場面が目立った。『FootballFanCast』は、今2024/25シーズンにおける旗手の不安定なパフォーマンスを問題視し、先発から外すべきだと指摘した。リーグ戦15試合でゴールはあるもののアシストはゼロにとどまっている。
古橋も旗手同様に批判を浴びた。リーグカップ決勝ではスタメンに名を連ねたが、攻撃の起点にはなれず、前半の唯一のシュートもGKに阻まれた。『Daily Record』は10点中5点と旗手より低い評価を付け、「レンジャーズ守備陣が彼に仕事をするためのスペースを与えなかった」と評した。
欧州の舞台でも低調な古橋は、12月10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・ザグレブ戦(0-0)ではデュエル全敗(4回)、パス成功数はわずか3本、シュートゼロという散々な内容で、フィジカルの弱さが目立った。リーグ戦でもビッグチャンスを逃す場面が多く、守備でもデュエルの敗北が続いている。『FootballFanCast』はこうした現状を指摘し、古橋を先発から外すべき理由として挙げている。
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は次戦でどのような対応を示すのか、注目が集まりそうだ。
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