日本代表GK鈴木彩艶は、10月15日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でフル出場も、オウンゴールで失点。一部メディアから失点の責任を問われているが、所属先のパルマではセリエA屈指の守護神であることを証明しているという。
浦和レッズの下部組織出身である鈴木は、2024年夏にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からパルマへ完全移籍。元アビスパ福岡指揮官であるファビオ・ペッキア監督のもと、出場停止となった第4節ウディネーゼ戦をのぞき、ここまでリーグ戦全試合でスタメン出場している。
鈴木がスタメン出場したリーグ戦6試合で1勝3分2敗、9失点というデータを見ると、この日本代表GKを評価しづらいかもしれない。しかしサッカー専門サイト『データMB』が10月17日に公表したデータによると、同選手はゴール阻止率84%、パス成功率83%、空中戦の勝率97%をマークしているという。
またセリエAでプレーするGKの比較で、鈴木は前方へのパス本数、アタッキングサードへのパス本数、空中戦での勝率、インターセプト回数、スルーパスの本数と5つのスタッツで1位にランクインしているという。
前線への正確なロングフィードを武器とする鈴木。攻撃面で貢献度がデータに反映されているだけに、イタリア国内でより高い評価を得ることが望まれる。
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