
2023年11月にジュビロ磐田からFW後藤啓介を獲得したベルギー1部所属のアンデルレヒト。同選手がセカンドチームのRSCAフューチャーズでプレーするなか、移籍ウィンドウ終了間近に再び日本人選手を獲得する可能性があるという。
2023/24シーズンのベルギー1部リーグ戦を3位で終えたアンデルレヒト。今季は開幕から4試合で3勝1分と順調な滑り出しを見せており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)プレーオフの1stレグでも、ディナモ・ミンクスに1-0と勝利。EL本大会出場に近づく一方、2024年夏の移籍ウィンドウでは3選手の獲得にとどまっている。
ベルギーメディア『Het Nieuwsblad』で8月28日に掲載されたインタビュー記事によると、ブライアン・リーマー監督は新戦力の獲得が進んでいない現状について「ひとりの監督として、私はただ冷静でいなければならない」と切り出すと、以下のように語ったという。
「クラブ幹部が我々の望む選手を獲得するために、ハードワークしていることを私は知っている。ただ、誰が加わるのか、何人の選手が加入するのか、まだ分からないのは難しいことだ」
「欧州サッカーのスタイルをすでに知っていて、すぐにチームに溶け込める選手を望んでいる。ただ、言葉も通じず、欧州のスタイルも知らない日本人選手を獲得するかもしれないし、南米の選手がやって来るかもしれない」
なお『Het Nieuwsblad』はアンデルレヒトの獲得候補として、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンやMFデニス・プラートの名前を挙げている。ベルギーの移籍ウィンドウ終了まで残り1週間程度となるなか、アンデルレヒト幹部の動きから目が離せない。
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