2024年9月からFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に臨むサッカー日本代表「森保ジャパン」。FW上田綺世(フェイエノールト)やFW前田大然(セルティック)のほかに、FW細谷真大(柏レイソル)、GK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV:STVV)などパリ五輪出場選手の招集も期待されるなか、一部のサッカー関係者からはFW浅野拓磨(マジョルカ)、マンチェスター・シティ移籍の可能性が報じられているFW古橋亨梧(セルティック)の落選を予想する声が挙がっている。
森保ジャパンの前線では、2024年3月以降にFW小川航基(NECナイメヘン)やMF鈴木唯人(ブレンビーIF)らが招集されるなど、上田とポジション争い可能なストライカーやアタッカーの台頭が求められている状況だ。
一方、古橋はFIFAワールドカップ・カタール大会での代表落選で話題に。2024年3月以降も再び招集外が続いているものの、8月下旬にシティからの関心が報じられるなど、欧州で高い評価を受けている。
そんな古橋を興國高校(大阪)監督時代に指導していた内野智章氏(現奈良クラブ・ユースコーチ兼テクニカルダイレクター)は、2024年6月の時点で教え子の代表選外について、自身のYouTubeチャンネルを通じて以下のように見解を示していた。
「(古橋と浅野は)実力的には、もちろん呼ばれるべき選手だと思う。彼らは北中米W杯の年になると32歳(実際は31歳)になっちゃうので、年齢の関係で招集されなかったんじゃないかなと思ったりはする」
「もちろん経験が大事なので、誰かひとりは経験のある選手を招集するかもしれないけど、アタッカーはどんどん若い選手が育ってきている。どちらもキレで勝負する部分があるので、北中米W杯の時に32歳(実際は31歳)となると、森保監督は彼らの代わりになる選手を早く育てたいという意図があるかもしれない」
古橋の代表落選には、以前からメンバー発表会見のたびにネット上で異論が湧き起こっていた。29日に行われる会見でも、セルティックの絶対的ストライカーに関する森保監督の説明に注目が集まりそうだ。
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