日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)やMF本田圭佑(パロFC)など、これまで多くの日本人選手が参戦してきたセリエA。パルマ所属GK鈴木彩艶の活躍が期待される中、インターネット動画配信サービス『DAZN』の対応が物議を醸している。
事の発端は、DAZN退会者によるDM(ダイレクトメッセージ)の内容だ。当該人物はDAZN退会理由に「2024/25シーズンのセリエAの配信がない」と伝えたが、DAZN側は「セリエAに関しましては、2026/27シーズンまで配信することが決定しております!」と案内。これに退会者は「検索してもヒットしない」「セリエA配信とは、どこにも書かれていない」と主張すると、DAZNは「お知らせは行っていません」と返答している。
この一連のやり取りは、X上で瞬く間に拡散。開幕までおよそ1週間である中、いまだにセリエAの配信を告知しないDAZNの対応に「告知しないって、どういうこと…?」「なぜアナウンスしないんだろう」といった戸惑いの声が。「番組表にまだ無いけど…」という指摘が飛んでいるほか、「DAZNは信用できない」「殿様商売」などと批判も相次いでいる。
セリエA2024/24シーズンは今月18日に開幕。鈴木所属のパルマはフィオレンティーナと対戦するが、日本代表GKと1年間無所属だった元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの直接対決が実現するか、注目が集まっている。
なお、DAZNは月額料金値上げや広告の多さでも話題に。今年2月から実施された「同時視聴制限」を巡り、東京ヴェルディサポーターの法学部生が、先月にDAZNを相手取り提訴している。
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