マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、エバートン(同1部)に所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(22)の獲得に向けて再び準備を進めているようだ。
今夏に元フランス代表DFラファエル・バランなどが退団したユナイテッドは昨季崩壊した守備強化に着手。レアル・マドリード(スペイン1部)も関心を示していたU-21フランス代表DFレニー・ヨロをリール(フランス1部)から移籍金総額5870万ポンド(約109億6000万円)で獲得した。
しかし、そのヨロはプレシーズンマッチのアーセナル(イングランド1部)戦で足を負傷し、長期離脱を強いられた。そのなかで、イギリス『サン』によれば、ユナイテッドはすでに移籍金3500万ポンド(約65億3000万円)+ボーナス800万ポンド(約14億9000万円)のオファーをエバートンに拒否されていたが、ブランスウェイトの獲得に向けて新たなオファーを用意しているという。
エバートンはブランスウェイトに7000万ポンド(約130億7000万円)を要求しているものの、ユナイテッドが移籍金5000万ポンド(約93億3000万円)を提示すれば、受け入れを検討する可能性があるとのこと。イングランド代表DFはユナイテッド移籍を望んでいることから個人合意には問題ないとみられている。
カーライル・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたブランスウェイトは2020年夏にエバートンへ加わると、ブラックバーンやPSVへのレンタル移籍を経験。195cmの体躯を生かしたフィジカルの強さを武器に昨季はプレミアリーグ35試合に出場して3ゴールを記録した。
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