パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、ベンフィカ(ポルトガ1部)に所属するポルトガル代表MFジョアン・ネビス(19)の獲得に興味を示しているようだ。
ベンフィカ下部組織出身のネビスは高いサッカーIQや高いボールコントロール能力、高水準なパス精度を併せ持つ守備的MF。2022年末にトップチームデビューを果たすと、以降は主力に定着して今季はここまで公式戦55試合に出場して3ゴール2アシストを記録した。
フランス『RMCスポーツ』によれば、ルイス・エンリケ監督は中盤強化を望んでおり、スポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏はネビスを高く評価している模様。しかし、ベンフィカはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示している同選手を安売りするつもりなく、1億ユーロ(約168億8000万円)を要求しているようだ。
フランス王者はポルトガル代表MFの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と良好な関係を築いているが、ベンフィカが要求する高額な移籍金は用意できないとのこと。加えて、今夏にドイツで開催されているユーロ2024のポルトガル代表メンバーにも選出されている同選手の価値は高騰する可能性もあるようだ。
なお、PSGは過去にポルトからポルトガル代表MFヴィティーニャ、スポルティングCPからウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテをポルトガルクラブから補強。前者は公式戦46試合に出場して9ゴール5アシストを記録しており、後者はリーグ・アン25試合に出場していた。
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