セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、アンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャーズへの監督交代やFW前田大然の負傷離脱もあり、得点力が低下。現地では、セルティックが来年1月に古橋にかわるストライカーを獲得する可能性があると報じられている。
古橋は昨季の公式戦で30ゴール以上をマークも、今季はここまで8ゴールと得点力が低下。今月6日に行われた第16節ハイバーニアン戦から2試合続けて韓国代表FWオ・ヒョンギュにレギュラーを明け渡していた。
また得点力低下の原因として、ロジャーズ監督の戦術にフィットしていない可能性が報じられたほか、今月上旬まで離脱していた前田に替わり左ウイングでプレーしているホンジュラス代表FWルイス・パルマとの連携面の悪さも目立っている。
セルティックは古橋の不振もあり、今月17日開催の第18節ハーツ戦で敗北。リーグ戦で連敗と厳しい状況の中、英メディア『フットボール・ファンキャスト』はデンマーク紙『Tipsbladet』の報道を引用する形で「セルティックは古橋のアップグレード版として、デンマーク1部ブレンビーIFからマティアス・クヴィストゴーデンの獲得を狙っている」とリポート。
これによると、ブレンビーIFはクヴィストゴーデンの獲得を狙うクラブに対して、移籍金として1000万ユーロ(約15億6000万円)を要求しているとのこと。「セルティックは要求額に応える準備ができているか、あるいは達成できるかどうかはまだ分からない。現時点では、正式オファーを準備しているという情報はない」としている。
また『フットボール・ファンキャスト』は、英メディア『チームトーク』の報道内容を引用して「古橋にブレントフォードとウニオン・ベルリンが来年1月の獲得候補として、古橋に注目している」とリポート。ただセルティックは移籍金を2000万ポンド(約36億円)に設定するなど、同選手の放出を検討していない模様。日本代表FWとクヴィストゴーデンのポジション争いを望んでいるという。
U21デンマーク代表選出歴を持つクヴィストゴーデンは、2021年夏にブレンビーIFのトップチーム昇格。今季はここまでデンマーク1部リーグ全17試合スタメン出場で5ゴール7アシストをマークしている。
またブレンビーIFには、今年8月に清水エスパルスからU22日本代表FW鈴木唯人が加入。同選手はクヴィストゴーデンの活躍により、リーグ戦3試合のスタメン出場にとどまっている。それだけにライバルFWがセルティックへ移籍するとなれば、出場機会増加の可能性がある。
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