Jリーグ V・ファーレン長崎

J2長崎が元G大阪マテウス獲得へ。コリンチャンス時代にカリーレ監督と共闘

ファビオ・カリーレ監督 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は、ブラジル1部コリンチャンスから2部AAポンチ・プレッタへ期限付き移籍していたMFマテウス・ジェズスの獲得を決めた模様。元ガンバ大阪所属選手であるマテウスは、ファビオ・カリーレ監督との再会することになっている。

 現在26歳のマテウスは、中盤を本職とするレフティー。2018年3月にG大阪へ加入したが、レヴィ-・クルピから宮本恒靖への監督交代で出番がなくなり、同年8月に退団。その後はポルトガル1部ポルティモネンセやエストリルでプレーしたほか、2019年にはコリンチャンスでカリーレ現長崎監督の指導を受けていた。

 そんなマテウスは昨年1月にコリンチャンスからポンチ・プレッタへ期限付き移籍。昨季はリーグ戦全試合でメンバー外だったが、今季はここまでリーグ戦21試合中16試合でスタメン出場。本来のパフォーマンスを取り戻している。

 しかしポンチ・プレッタは今月2日、マテウスのレンタル契約を打ち切ったと公式発表。これによると、同クラブには完全獲得のオプションを有していたものの、Jリーグクラブの高額オファー提示により断念したとのことだ。

 またブラジルメディア『グローボ』の報道によると、マテウスの移籍先は長崎であるとのこと。両者は2025シーズン終了後までの複数年契約を結ぶ見込みだという。

 なお長崎の外国籍選手では、FWクレイソンがクイアバECへフリー移籍。FWクリスティアーノがヴァンフォーレ甲府へ、DFカイケが大宮アルディージャへそれぞれ期限付き移籍した一方、ロシアのFCヒムキからMFマルコス・ギリェルメを獲得している。