Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

金子拓郎がディナモ・ザグレブへ期限付き移籍。札幌に最大2.7億円の収入

金子拓郎 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属MF金子拓郎は、今月25日にもクロアチア1部の強豪ディナモ・ザグレブへの期限付き移籍が正式決定するようだ。

 金子がディナモ・ザグレブへ移籍する可能性については、札幌の三上大勝代表取締役GMが16日開催の『サポーターズデー2023』に参加した際、ディナモ・ザグレブから正式オファーが届いていることを認めたほか、金子の意思を尊重する姿勢を見せていた。

 またクロアチア紙『Sportske novosti』は19日に「札幌はオファーを受け入れ、選手サイドもすぐに賛成したため、移籍交渉において何の問題もなかった」と、ディナモ・ザグレブ移籍合意を伝えていた。

 するとクロアチアメディア『germanijak』は24日、現地入りする金子の様子を公開。「午後にメディカルチェックを完了した」と伝えているほか、ディナモ・ザグレブ公式ツイッターアカウントでも「More to come」と同選手の加入発表を予告している。

 ディナモ・ザグレブは22日のクロアチア1部リーグ開幕戦(ハイドゥク・スプリト戦)で敗北。26日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選・2回戦1stレグを控えているが、『germanijak』は金子のデビュー戦を30日のクロアチア1部第2節イストラ戦と予想している。

 なお金子の期限付き移籍に関する契約内容については、『Sportske novosti』がクラブ関係者から聞いた情報として「レンタル料40万ユーロ(約6200万円)、買い取りオプションの設定額は130万ユーロ(約2億円)だ」と伝えている。