元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今季途中で明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を退団。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)インテル・マイアミ移籍合意報道が飛び交っていたが、実現の可能性は低いようだ。
イニエスタがマイアミへ加入する可能性については、同クラブの情報を専門に扱う『オールアバウト・インテル・マイアミ』が20日に「イニエスタとマイアミの交渉は進んでいる。2025シーズン終了後までの2年、1年間の契約期間延長オプション付きで契約間近だ」とリポート。スペイン人ジャーナリストのアーロン・ドミンゲス氏も「イニエスタとマイアミが大筋合意」と伝えていた。
しかし英紙『ミラー』は24日になって「マイアミがイニエスタの獲得に乗り出すかどうかはまだ分からない。クラブ幹部はいかなる契約も検討していないと否定している」と報じている。
その上で同紙は、新たなスター選手獲得にむけたマイアミの動きに注目。これによると、マイアミはMLSからの割り当て資金(GAM)と引き換えに、サンノゼ・アースクエイクスから外国人枠を買い取ったとのこと。この1枠が、ブラジル1部グレミオ所属FWルイス・スアレスとイニエスタのいずれか一方にい割り当てられるという。
MLSでは特別指定選手制度が設けられており、サラリーキャップ制度の範囲外で最大3選手の登録が可能だ。ただマイアミはすでにFWリオネル・メッシ、MFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバを獲得している。神戸時代に20億円規模の年俸を受け取っていたイニエスタの獲得は微妙と考えられる。
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