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FC東京・渡邊凌磨「公式発表してほしい」塚川孝輝の負傷離脱告白で本音

渡邊凌磨 写真:Getty Images

 FC東京所属FW渡邊凌磨は、MF塚川孝輝やFC東京サポーターとの対談番組に出演。塚川が怪我を抱えながらプレーしていたことを明かす中、負傷離脱に関する公式発表のあり方について自身の考えを述べている。

 塚川は今季J1リーグ開幕から6試合つづけて出場も、4月9日の湘南ベルマーレ戦でベンチ外。4月19日のYBCルヴァンカップ・ガンバ大阪戦でフル出場し1ゴールをあげたが、その後は5月はじめにかけてリーグ戦4試合つづけて再びメンバー外。クラブからは負傷離脱の公式発表がなかった。

 渡邊のYouTubeチャンネルで今月19日に公開された対談動画で、塚川はG大阪戦前から胸に痛みを抱えながらプレーしていたことを明かすと「ガンバ戦でゴールを決めた後に、ぶつかって再受傷しちゃって。またレントゲンをとりに行ったら、あばら骨(肋骨)にひび2本入っていた」と語る。

 クラブからの公式発表はなかったが、塚川は「そうだったんだと(サポーターに)思ってもらった方が良い」と語るなど、負傷離脱の事実をサポーターに知ってもらいたいと思っている。

 すると渡邊も「俺もリリースを出してほしい。いきなり(試合に)出なくなったから『こいつ干された』と思われるの嫌だよね」とコメント。塚川は「あの時、みんなから『干された?』と言われた」と、負傷の事実が知られていない中での周囲からの反応を振り返った。

 Jリーグクラブは所属選手のコンディションに関して「対戦相手にとって有益な情報を提供しない」という観点から、負傷離脱の公式発表をしない場合がある。ただ公式発表がなく、事実と異なる憶測が飛び交うケースもあるだけに、内部情報の扱いが難しいところだ。