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日本人選手獲得は?セルティック・ポステコグルー監督の後任候補が注目発言

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスを指揮していたアンジェ・ポステコグルーは、セルティック監督としてスコットランド1部リーグ連覇を達成。プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー行きが濃厚だと報じられる中、ポステコグルーの後任候補であるウェストハム・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督がセルティック行きの可能性に言及した。

 トッテナムは今季プレミアリーグで18勝6分14敗。来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ブライトンから勝ち点2差の8位と、EL出場権を逃してシーズンを終えている。

 またトッテナムは今年3月にアントニオ・コンテ監督を解任。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が今季終了後まで指揮することになっていたが、そのステッリーニ氏もわずか1か月で解任。今季終了までの残り期間は、ライアン・メイソン氏が暫定指揮を執っていた。

 英紙『サン』など複数メディアは、トッテナムが来週にもポステコグルー現セルティック監督を招へいする可能性があると報道。後任候補にモイーズの名前が挙がっているが、本人は「(セルティック行きについて)考えたこともない」と否定。

 今月8日のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ決勝のフィオレンティーナ戦を控えているだけに「私はウェストハムの監督であり、ここでの期間を本当に楽しんでいる。クラブは私にとても良くしてくれたし、我々はここでの旅を楽しんでいるんだ」

 「私は本当に良いクラブを成長させ続けたいと願っているので、セルティック行きを考慮したことはないんだ。この数年間でいろいろな仕事が舞い込んできたけど、今のところはウェストハム本当に幸せだ」

 「今は、試合に勝つこと、そしてできる限りのパフォーマンスをすることだけに集中している。だから、それ以上のことは考えていない。試合までまだ数日あるので、選手たちを準備し、準備を整えるだけであり、それ以上のことは考えていない」と、大舞台にむけて集中する姿勢を強調した。

 なおモイーズはマンチェスター・ユナイテッドを率いていた2013/14シーズンに、現セレッソ大阪所属MF香川真司を指導している。セルティック指揮官として再び日本人選手とともに仕事することはあるのだろうか。