Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎チャナティップにタイ1部ポートFC関心。福岡と提携後にオーナー明言

チャナティップ・ソングラシン 写真:Getty Images

 タイ1部ポートFCは28日、明治安田生命J1リーグ・アビスパ福岡とのパートナーシップ提携を公式発表。ポートFCのオーナーが、川崎フロンターレに所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン獲得に動いていることを明かした。

 ポートFCのオーナーであるマダム・パン氏は28日、タイ国内でパートナーシップ提携の調印式に、福岡の立石敬之取締役副社長とともに出席。タイメディア『SMM SPORT』の報道によると、同氏は調印式後のメディアインタビューで「チャナティップ獲得に興味はある。彼とは週に2回連絡をとっている」と語ったという。

 チャナティップは昨年1月に北海道コンサドーレ札幌から川崎へ完全移籍。ただ昨季は度重なる負傷離脱もあり、J1リーグで15試合の先発出場。今季もここまでリーグ戦で2試合の出場と、チーム内で厳しい立場に置かれている。

 ただ同選手の関係者は今年2月、タイメディア『Main Stand』のインタビューで「川崎はレンタル移籍を含めてチャナティップを放出するつもりはない。選手本人は川崎でのポジション争いに挑むことを望んでおり、退団の可能性は考慮していない」とコメントを残している。

 なおポートFCは2022/23シーズンの国内リーグを首位ブリーラム・ユナイテッドから勝ち点22差の3位で終了。2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場権を獲得している。