Jリーグ 浦和レッズ

浦和ショルツへのファウル物議「福岡またラフプレー」広島サポーターも激怒

アレクサンダー・ショルツ 写真:Getty Images

 浦和レッズは20日開催の明治安田生命J1リーグ第14節で、アビスパ福岡相手に0-0と引き分け。浦和所属DFアレクサンダー・ショルツに対する福岡所属MF重見柾斗のファウルが議論の対象となっている。またDF小田逸稀が今月7日のサンフレッチェ広島戦でFW満田誠を怪我させたこともあり、福岡のプレーに対する批判も再び沸き起こっている。

 問題視されているのは、後半27分のシーン。ショルツが自陣右サイドでボールを蹴り出した後、重見が遅れてスライディング。ショルツが倒されると、主審は重見に対してイエローカードを提示している。

 ショルツがボールを蹴り上げた瞬間の画像が瞬く間にツイッター上で拡散されると、浦和サポーターやJリーグファンから「重見が足裏を見せてスライディングしている」、「ここまで遅れても突っ込むなら悪意しかない」、「福岡はまたラフプレーか」と重見や福岡に対する批判が集まっている。

 また先日の広島対福岡では、前半11分に小田が背後から満田にスライディングタックル。満田は10分後に途中交代すると、検査の結果「右膝前十字靭帯部分損傷により全治未定」と診断されている。

 それだけにこのショルツに対するファウルのシーンには、広島サポーターからも「ラフプレー徹底してどうするんだよ」、「また福岡のラフプレーの被害者が出てしまったか…」という声が上がっているが、一方で一部の福岡サポーターは「画像の切り取り方に悪意がある」と主張している。

 なおショルツは重見からファウルを受けた後もプレーを続行。フル出場で勝ち点1の獲得に貢献している。